あんまり近くで見たことがなかったから
「どんなふうに繋がっているんだっけ?」
覗いてみた。
いや、書籍などでは断面形状の図面なんかも
載っているんだけれども、
やっぱ、実物って大事だよね?
重ねタイプとか嵌合タイプとかいろいろあるようだけれども
ここでは「はぜ締め」のタイプであった。
この「はぜ」
なかなか手間がかかりそうだ。
労働集約型の最たるものと言えるような
建設現場。
少しずつ少しずつ、機械化や製品のユニット化、
手間を軽減する工法、部材などが増えてきている。
黒電話 → 携帯 → スマホ
みたいな、劇的な飛躍が必要だろうなと
思ったりするのである。
それはともあれ、
「せつび」だけしか目に留まらないのもマズイかな、とも思って
屋根に意識を向けてみた。
折板屋根に限らず、
網膜に映ってはいるけれど認識されていない事物を
意識的に捉えていくことができるようにしていきたいものだ。
ぼやぼやしていると、
全部AIに取って替わられてしまいかねないな。
(「折板屋根の小口が気になって」おわり)