「ハナック」と称する大きな花時計がある。
つくられた頃は、
全国でも珍しい大きな花時計であったようだが
近年各所にいろいろなものが出来てしまって
大したインパクトが無くなってしまった……とは地元の方の弁。
季節に応じて花もどんどんかわるのであろうか。
長い秒針が結構な速度で(角速度は他と変わらないのだが)動くので
針の下面には花を植えられまい。
周囲の花々の植え替えは、
さぞや大仕事であろう。
折しも、桜の季節。
まだ開花して間もない感じ。
流水路も設けられていて
ポンプの埋まっているスペースはどこか
探し始めることになる。
たいてい脇に電源盤もあるはずだが。
白樺風情の水飲みと並んで
緑に塗られた盤が見つかった。
少し先に、十勝中央大橋が見える。
国道241号にかかる十勝大橋とは別の橋であるが
どちらも斜張橋になっていて雰囲気がちょっと似ている気がする。
音更町の町章がついた、マンホール蓋。
「音水道」と書いてないやつも。
更には、弁室用の親子蓋も。
景色は景色で堪能しているのだけれど、
「せつび」も必ず記録に残す。
記録ってったって、
時系列フォルダに画像を突っ込んでおくだけのことなのだけれど。
存在は知っていたけれど、
初めて行くことが出来たハナック。
マンホールも見つけることが出来て
満足、満足。
(「ハナックという花時計」おわり)