エントランスに暖炉? 薪ストーブ? 的な暖房が設けられていた。
なかなか、良い感じである。
薪を挟む火バサミとか
灰を掻き出すスコップとか
インテリアの一部と化している。
上部の飾り煙道も
内装である。
薪置場すら
アートと化している。
せつび屋さんだけだと
なかなかこういう発想にはならないかな。
やっぱ、デザイナーさんにはデザイナーさんの職域があるというものだ。
天井に付くものは
そんなに凝りようもないだろうけど。
こういうオブジェの照明にも
センスを必要とするだろう。
コンセントやパネルヒーターは
如何ともし難いところがあろうが。
こんなものまで特注にしちゃうと
キリがないから。
というか、
デザイナーさん、そこまで気にできないよね。
いざ取り付いてしまってから
「うへぇ」
と言われないように、
「せつび屋」としても
デザインを解するほうが望ましいのは
言うまでもなかろう。
言うまでもないのだが、
「さあ、身に付けろ!」
と言われて簡単に身につくようなものでもなし。
あらかじめ、
「こんな製品なんだけど、どうです?」
発注する前に、お伺いくらい立てるように心がけるのが
精一杯かな。
(「暖炉はインテリアだ」おわり)