2018年04月22日

北海道大学総合博物館は面白いぞ

北海道大学総合博物館を訪れる機会があった。

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十分な時間があったわけではなかったが、
なかなか、いや、すごく、面白かった。

また機会があれば、
もっとじっくり観たいものである。


展示詳細は、実際に観ていただくしかないのだが
ほんの一部くらいはご紹介しておきたい。



北大紹介のコーナーから、順路が始まる。



北海道大学は、「札幌農学校」が前身である。
そして札幌農学校と言えば、William.S.Clark 氏である。

羊ヶ丘展望台で、遠くを指差して立っている、彼である。
(北大構内にあるのは、胸像である)

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開拓使長官の黒田清隆と共に、描かれている。



国際連盟事務次長となった新渡戸稲造のコーナーもある。

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ノーベル化学賞を受賞した鈴木章氏のコーナーも。

研究内容と授賞関連の記念品などが充実している。

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このノーベル賞メダルチョコレートは、
まだ食べられるのだろうか?

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いろいろな展示があるのだが、
ちょっと目立たない珍しいと感じたものを少し……。

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重力基準点「札幌GS」



廊下に、何やら文字が。
そしてそれは階段の壁に続き……

追っていくと、どうやら歌詞を遡っていたようである。

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北大の恵迪(けいてき)寮歌「都ぞ弥生」



「北大のいま」と題して、
12学部や各研究所に関する展示がある。


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獣医学部は、骨、ホネ、ほね。



理学部は、地層だったり、

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マンモスだったり。

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工学部は、ロケットだったり。

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植松さんとの共同開発。



所蔵標本の一部も
所狭しと展示されている。

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まるで、宝石店。



化石、とか。

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アンモナイトやイノセラムスに関しては、
三笠穂別の展示のほうが充実できるに決まっているが。



興味深かったのは、
昔の研究者たちが持ち帰ってきた標本を包んでいた新聞紙の
コレクション。

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大本営発表をこのように報道していたのか……と
様子がよく分かる。

ネットもテレビも無い時代。
新聞とラジオだけが情報源。

そんな時代を思う。



この新聞の左下にある広告に、目が留まった。

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「可鍛鋳鉄」と書いて「マリエーブル」と読ませるんだ!

今でも「マレブル」とか「マレアブル」と称したバルブなどが使用されている。



こんな歴史的製品も……。

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3.5インチフロッピーディスクのワードプロセッサや
マッキントッシュのパーソナルコンピューター。



時代は進んでいるのだ。
(「北海道大学総合博物館は面白いぞ」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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