道端に、ドラチャンが捨ててあるではありませんか。
ええ、地球をも破壊できる力を持つ、
青い色した万能子守ロボットのことではありません。
実験室なんかに据えてある「ドラフトチャンバー」のことです。
「いえいえ、捨ててあるのではありません、仮置きです」
まあ、たぶんそうなんでしょうけれど。
でもいつ収集されるのかわかりませんが
こんな感じでぶん投げてあったら
「捨ててある」ようにしか見えません。
何でもそうですが、
古びて壊れて使えなくなってしまったモノは
捨てられてしまいます。
諸行無常?
とにかく、仕方のないことであります。
願わくば、
人間に対してはそうであって欲しくない。
誰もが通る道なのですから
古びたといって
無碍に扱っちゃいけない気がするんです。
経済活動がからむと
いろいろと話が難しくなるのかも知れませんけれど。
たかだか、横たえてあるドラチャンを見かけただけで
大袈裟かもしれませんね。
まあ、ワタクシはどっちかというと
捨てられる側なんだと思うんですけどね。
(「捨ててあったドラチャン」おわり)