2018年04月11日

ピット内に配管を通す

ピット内には
いろんな配管が通っているものだ。

ただし、地中梁などで区画されてしまっている。

だから、配管の類は梁貫通で通してあることが多い。



改修工事をする際には、
元々の貫通孔をやりくりして
何とかかんとか配管せねばならない事態になることも
少なくない。

pttninhiknwkishudtos1.JPG

ここでは、孔が余った。
でも、逆だと困る。



手斫りで、
鉄筋を損なわないように配管を貫通させる……なんていう面倒を
のんで頂ける場合も、皆無ではないが。



狭いピットだったりすると
配管を繋ぐ、勾配を取る、などの制約に
頭悩ませることも。

pttninhiknwkishudtos2.JPG



古い建物だと、
最低限の範囲にしかピットを設けていなかったりする。

後世の改修の自由度が極端に下がる。



建物は、長い年月のうちに何度も改修して使う。
機能を変更するために、設備的改修をすることも多かろう。

全面ピットであったほうが良いのだ。

深さも、それなりに確保しておいたほうが良いのだ。

そして、予備スリーブも各所に確保しておきたい。
絶対、そのほうが後で助かるから。

と願うばかりで、
なかなか実現しないものなのだが。
(「ピット内に配管を通す」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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