2018年04月07日

屋上の防水

屋上の防水をしている。

寒い時期にもかかわらず。

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工期やら何やら
制約があるのだから仕方がない。

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雪が積もってしまうと邪魔だから、
除雪しながら、
ブルーシートで養生しながら、
天候や天気予報と相談しつつ
進めなければならない。

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雨水排水用の開口も設けてある。

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防水との取り合いは
きちっとやっておかないと雨漏りの原因になる。



こんな格好で、
雨水金物が取り付く。

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外周部の立上げ処理など、
結構手間がかかるのだ。

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どこでどのくらい重ねていくか、
水の流れを考慮しつつ確実に仕上げていかなければならない。

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つくづく「建築」というのは労働集約型の生産物であると思うのだ。

ここは木造だから、
なおのことそうなのかも知れないけれど。



時間と手間がかかり
技術・技能を要する。

だからこそ、
イノベーションの余地はあるし
だからこそ、
旧態依然のままであったら
不味い部分でもあるのだろう。


防水。

古くて新しい、そして大事なこと。

「せつび」も決して無縁ではないのだが、
防水屋さんと設備屋さんとの人間関係も大きかったりする。

何ごとにおいても「人」は大事なのである。
(「屋上の防水」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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