2018年03月26日

きれいな仮設トイレは大切なのだ

「仮設トイレ」を使う機会は
多いだろうか。

「常設」ではない、という意味で仮設と呼ぶが
ちゃんと使用することができる。

何年も使い続けることだって、できる。

実際に大きなプロジェクトの工事現場だったら何年も使われるし、
数だってたくさん設けられる。



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少し大きめの、
トイレユニットである。


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中にもう1枚扉があって、
その中に大便器が据えてある。

水洗じゃないけれど、
右側のボタンを足で踏むと
薬液が出てくる。


暖房便座もついている。
外、寒そうだし。



隣には、小便器も据えてある。

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こちらも同じく、
使い終わったらボタンを足で踏んで
薬液を流す。


汚物・汚水がある程度たまったら
汲み取るのである。



手洗いも、ちゃんと用意されている。

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水のポリタンクを据えて
水源にしている。

上下水道はつないでいないのだ。


寒いから、
コンセント電源の電気ヒーターも置いてある。

冬で、日も短いから
照明のためにも要るのだが
暖房&凍結防止のためにこそ
電気は欠かせない。



ノロウィルスは冬場に流行のピークを迎えるのだから
手洗い励行は大切なのである。

そんなんで現場がストップしたんじゃ
各方面困ってしまうし。



むか〜しむかしは、
「仮設トイレ」と言えば
汚いもの、臭いもの、
できれば使いたくない・近寄りたくもないものという
勝手なイメージを持っていたものだ。
(この業界に入る前のことである)


実際に、汚いもの、臭いものがついていることも
皆無ではないが、
少しずつ少しずつ状況が改善されてきて
最近はキレイなもの、臭くないものになりつつある。


「建設業のイメージアップ」が言われて久しく、
きれいな看板とか
フラワーポットとか
オシャレな作業着とか
いろいろ工夫されているけれども
生理現象に関わる「トイレ」こそ
イメージアップの必要性の最たるものであろうと
勝手に思うのである。


やはり、
仮設トイレはキレイであるに限る。
(「きれいな仮設トイレは大切なのだ」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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