保温材を巻いてあるのが、給水管。
保温していないグレーの太めの配管が、排水管。
ピット内の排水管は、
保温しないのがデフォルト(国交省仕様)です。
排水管が、基礎のだいぶ低い位置に来ています。
外構の土被りの関係で、こうなっているようです。
排水管の90°曲がり部分は、「大曲りエルボ」になっています。
給水管みたいな直角曲がりじゃ、流れがスムーズじゃないですからね。
なかなか、幾何学的な配管の繋がり……。
細い配管は、斜め45°上から繋いであると良かったような気がします。
教科書的には、そうなっているはず。
地中梁や基礎で幾つかに分割されたピットには
人通孔があけてあって、
作業や調査のため隣のピットに入るために
一度床点検口から上がって行かなくて済むようになっています。
将来的な模様替えや配管改修のことを考えても、
人が通ったり後から配管を通したりできる経路があるのは
良いことです。
できれば外壁側にも、予備の開口をあけておきたいものです。
(「ピット内の給排水管」おわり)
【関連する記事】