パワーポイントの資料を映し出すために
天井にプロジェクタを取り付けてある部屋があった。
後付でやったようであるが、
「手作り感」が満載だ。
電源と、データと、2本の線が
天井から垂らされている。
天井吊のプロジェクタというと、
一昔前は図体もデカイし、重いし、値段も高いし、
それでいて光量が不十分で暗い画面になるし、
なかなか不便であった。
どんどんと小型化、明化、廉価化していき、
取り付けも持ち運びも楽になってきた。
「せつび」は、どんどん変わっていく。
だから、今から学習を始めても
「せつび」には何とかついていけるはずだ。
もちろん、古くからある、理論的に確立(まあ、経験工学的には)
している「せつび」の学習は、
少々骨が折れるかも知れない。
でも、新しくなればなるほど
「昔からやっていた」人自体が居ないので、
取り組みさえすれば「他の人よりは詳しい」状態になれる。
そんなところも、
「設備の魅力」なんじゃないかな。
(「天吊のプロジェクタ」おわり)
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