既存の鉄筋コンクリート造建物であった。
本日は、木造の場合。
何度か似たようなモノを掲載してきているが、
コンクリート造の場合と見比べてみていただきたい。
全熱交換ユニットを吊る。
天井内隠蔽タイプの機器である。
ダクトも、つなげていく。
こちらは、天井カセット形。
あとで天井仕上げに合わせて、天井パネルを取り付ける。
排気ファン。
ダクトの接続がストレートになるよう
ファンを箱の中に納めた状態で売っている。
三菱電機の商品名ではあるが
「ストレートシロッコファン」という名称が
比較的幅を利かせているように思う。
国交省用語だと、
「消音ボックス付き送風機（天吊形）」となるだろうか。
天井内に隠れるダクトから分岐して、
隣の天井が高い部分に壁吹出しする細工を作っている。
木造の場合には、
構造材、下地材があちこちに出てきていて
ダクトや配管を通すにも支障が多い。
スラブと梁と柱でできている鉄筋コンクリート造の箱とは
ずいぶんと勝手が違う。
亦楽しからずや。
（「木造現場でダクトを吊る」おわり）
