2018年03月15日

既存改修現場でダクトを吊る

既存改修の現場で、
換気の機器やダクトを吊る。

全熱交換ユニットを吊り、
ダクトをつなげていく。

kznkishungnbddctwtr1.JPG

元々使っていた吊り棒で使えるものは使うし、
良い位置になければ新たにアンカーを打って吊り棒を取り付ける。

天井材を取り付けるためのやつも必要だし
電気関係で使うものも無いわけではないから
それぞれの調整を要する。



別の場所では、
天井埋込形換気扇を施工中。


kznkishungnbddctwtr2.JPG

換気扇から、
一度ダクトをグイっと振り上げて、
それから外壁に向けて下がり勾配にしてある。

こうすると、
外からの雨水の侵入を阻止し易いのだ。

飽くまで「し易い」のであって
完全に防止するのは厳しい。


外風がものすごく強いなかで
横殴りの雨が直接外壁フードにぶち当たるような場合には、
ダクト立ち上げ部を乗り越えて
室内まで水分が入り込んできてしまう危険性は
常にはらんでいる。


ダクトは、
空気を出し入れするためのもの。

都合よく、
必要な空気だけが入ってくれる……とは
いかない場合もある。


施設の用途や重要度に鑑み、
少しの可能性も許されないような場合には
それなりに対処のしようもある。

カネがかかるのは、致し方ないが。


この現場では……そんな余計な(?)カネは無いのである。

ダクト振り上げが、
精一杯といったところ。

それはそれで、仕方がない。
(「既存改修現場でダクトを吊る」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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