2018年03月11日

オフロードになる季節

季節が進み、
根雪期間が長くなる頃、
雪国の道はオフロードと化す。

道路沿いの住宅住民の意識や気合や体力如何で
歩道がビシッと除雪されていたり
されていなかったりする。

ofradnnrksts1.JPG

歩道がきれいになった分、
車道が狭くなっている場合もあるのだが。



この時期気をつけて運転しなければならないのは、
片栗粉状になった雪や、不用意に現れる凍結面だけではない。

ofradnnrksts2.JPG

あちこちに生じる、
「落とし穴」

各家庭からの温排水が流れる
下水道管のマンホールでは
内部がほんのり暖かいために
その上の雪だけが融ける。

周囲の積雪状況は元のままだから、
自然に「落とし穴」ができる。


車高の低い車はもちろん、
そうでない車であっても油断ならない。


ボケっと普通の路面のような走りをしていると
「ボコン」と大きな音がしてハマる。

サスペンションが傷んだり、
エアロがぶっ壊れたり
搭乗者が屋根に頭をぶつけたりする。


春先になると、
これが融けたり凍ったりを繰り返して
これまた立派なオフロードコースとなる。


積雪寒冷地で運転する際には、
お気をつけあれ。


※ 落とし穴生成防止のため、断熱マンホールを研究開発中であるという。

  そのうち、このような穴も解消されていくのであろうが
  数十年かけて徐々に、といったところだろう。
  まだまだ暫く、注意を要することには違いない。
(「オフロードになる季節」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]