2018年03月08日

積雪深さは風によって何倍にもなる

ちょっとした積雪のあった日。

降り止んだら、あちこち除雪をするのだけれども。

skstshkshkznchkrdnnbinmnr1.JPG

ちなみに、赤白の棒を目印として立てる。

縁石がある場所だったり、
車止めがある場所だったり、
特に決まりはないけれども
除雪する人が知らずに雪に埋まった何かを壊してしまうことがないように
目印が必要なのである。



屋根に積もった雪は、
徐々に勾配を下って
どかどか落ちてくる。

skstshkshkznchkrdnnbinmnr2.JPG

雪質によって、
重たかったりそうでもなかったりする。

屋根勾配の下に駐車場スペースを設けたらダメだ。
埋まってしまうで済めばよいが、
車の屋根が凹んでしまうかも知れない。



ちょっとした庇にも
どっかり積もったりするが、
ここでは風の影響がかなりあるようだ。


skstshkshkznchkrdnnbinmnr3.JPG


下の庇にはたくさん積もっているが、
上のパラペット上にはたいして溜まっているように見えない。

風もなく、静かにしんしんと積もる時には
上を向いた面であれば
どこでも同じだけ積もるのだ。



屋根から、溢れるように流れるように雪が垂れてきているが。

skstshkshkznchkrdnnbinmnr4.JPG

これは風によるものなのだ。

だって、見て欲しい。


skstshkshkznchkrdnnbinmnr5.JPG

屋根勾配は、左向きなのだ。

なのに、雪は右側に分厚く溜まっているのだ。

左側、
海からの強風に晒される屋根だったから
こうなってしまったようなのだ。



「吹き溜まり」
という言葉がある。


風が吹いて、雪が溜まる。
「積雪10cm」というと、どこでも満遍なく10cmの雪が積もることを想像するけれども
もしその時に風が吹いていたならば
話が違ってくる。

風に晒される道路や駐車場には全く雪がなくて
アスファルトが見えていたりするのだけれど
その風が遮られる所では
うず高く(か、深く、か)雪が積み上がる。

広域的に言われる「積雪10cm」が
局所的にはメートル単位の積雪となっていることも
珍しくはない。



積雪地域では、
その地における平均的な積雪量のほかに
風況についても情報を得ておくと
のちのちのトラブルを避ける材料となる。


「お金がないから……」という事情によって
計画上特段の対策を取ることが出来ない場合であっても
「こういう事態になる可能性もありますのでご注意ください」と
事前にお知らせしておくだけでも
お施主さんや施設管理者には参考になるだろう。



雪の降らない地域に住んでいる設計者は
積雪地・寒冷地における案件に携わる際には
気にかけておく必要があろう。



雪の降らない地域に住んでいる設備技術者に対しては
公益社団法人空気調和・衛生工学会北信越支部にて
東北地方の給排水設備と空調設備の凍結対策期間限定無料公開」を
行っている。

通常3,638円+税で販売されている資料の無料公開であるので
これを機に参考にされてはいかがであろうか。

(ちょっと「積雪深さ」とはテーマが違うかな。ついでです、ついで)
(「積雪深さは風によって何倍にもなる」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]