柱と、梁と。
骨組みが、整っていくのだ。
このあたりは、だいぶ組み上がってきた。
壁の筋交いも順次入れていく。
筋交いの厚み分、
仕上げ面材の位置がずれる。
柱梁接合部を
上から覗いてみる。
木の仕口と、
金物と、
ボルト・ナットと。
それぞれの柱頭が
繋がっていく。
昔と違って、
パタパタと組み上がる。
土台を置かない部分の柱脚。
梁を繋ぐ前の、柱頭の仕口。
木材は、あらかじめ工場でプレカットされて
運ばれてくる。
むかしは、全部人手でやったのであろうが
今は全部機械による。
それでも、
なかなか手間を要する木造である。
(「木構造を組み上げる」おわり)