あ〜。
かわいそうな、床上掃除口。
トイレ改装時に、
GL工法か何かで壁を設けた際に、
埋もれてしまったのかな?
そう滅多に掃除するもんじゃないし、
コレに配慮して壁を何とかするんじゃ
本末転倒な気もするし、
仕方なかったんでしょう。
ま、こういう事もあります。
でも自分の仕事だったら、こんな風にはしたくないなぁ。
(「埋もれた床上掃除口」おわり)
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今回の見解には同意できません。
このようなことは絶対やってはいけないことです。
「そう滅多に掃除するもんじゃないし」とおしゃいますが、掃除するたびに壁を壊すのですか?
「コレに配慮して壁を何とかするんじゃ本末転倒な気もするし、仕方なかったんでしょう。」
とのご意見ですが、掃除口を無視した壁のレイアウトをする方が、本末転倒です。
トラブル発生時に困るのは、メンテナンスをする方々です!
「ま、こういう事もあります。」と認めてはほしくないですね。
特に「ケロ」さんだからこそ、こういう理不尽なことには問題意識を持って「怪しからん」指摘といただきたいと思います!
「でも自分の仕事だったら、こんな風にはしたくないなぁ。」
ならば、これは良くないとはっきり指摘してください。
壁の下に切り込みを入れて、掃除口の蓋を開けて、掃除できる方法にするか、壁に切り込みを入れて、掃除の際は外すなどの工夫は可能です。
間仕切り位置はそのままでも、工夫次第で何とか対応は可能です。
言葉が強すぎました、皆さんが見るブログですからあまり厳しいことも言えなかったのかと思います。
代わりに、いろいろ言わせていただきました。
「言語道断」「人間失格」くらい大騒ぎしても良いのかもしれませんが、
だいぶ抑えた書き方をしておりました。
最近思うんです。
設計者も施工者も「床上掃除口」になんて、
存在することさえ気づかないんじゃないか、と。
かろうじて配管屋さんが文句言っても、
立場が弱いせいで完全無視されるんだろうな、と。
とにかく「せつび」は知られていません。
意匠屋さんの中には、ほとんど気にしない方もいます。
だから、このようにブログで発信することにしました。
記事も数打てば、検索にひっかかるんじゃないかと、
そんなに多くの来訪者は居ませんけど、
とにかくとにかく更新することにしてみました。
「そうか、これは変なんだ」
と気づいて下さる方が増えたら良いなと、
期待をしているところです。
昔の記事では、もっとストレートに書いたり、
皮肉盛りまくったりしていたんですが、
表現方法についてはまだいろいろと試行錯誤中でもあります。
> 間仕切り位置はそのままでも、工夫次第で何とか対応は可能です。
→ そう、可能なんです。
やる気になれば、カネをかけなくたって、
絶対できるはず。
そんな事を考えてくださる方が増えることを願っております。
ちゃんと配慮してある例があったら、
ぜひ写真に撮ってアップしたいと思います。
今のところ、なかなか見つからないのですが。
今後も、ご覧になって気になる点がありましたら
是非ご遠慮無く、ガンガンご発言下さい。
床下の排水主管端末を床上に立ち上げて掃除口を付けるのが一般的ですが、その位置をトイレのブーツ内入れるように要求され、掃除がしにくいなど言い合ったことがあります。
設備屋からすれば、トイレ内だからどこでもいいじゃないかと思いますが、こだわる意匠屋さんもいます。
床上掃除口の位置を気にするほうです。
ドア入ってすぐ、ど真ん中につくとか
腰掛便器に座ると足下に来るとか
小便器の前に立つとちょうど足の下になるとか
鏡を覗くと踏んでしまうとか
「必ず踏まれる」位置を避けるような図面にしたいほうです。
排水主管の上流を敢えて45Lで曲げて
利用者が踏まない位置にCOAが来るようにします。
ただ、設備工事の監理に関われない物件だと
その辺の意図を汲み取っていただけないことも
あるようですが。