2018年01月26日

震災土砂ダムの跡

新潟県、旧山古志村。
現在は合併して長岡市の一部となっている。

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ここは、新潟県中越地震の被災地であった。

震度6強の強震に見舞われ、
道路が寸断され、
あちこちの集落が孤立してしまったのである。

木籠(こごも)集落では、地すべりによって生じた土砂が川を堰き止め
住居が水没するまでになってしまった。


現地近くに設けられた郷見庵(さとみあん)2階には、
被災状況を地図で示したものが貼ってあった。

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「現在地」とあるのが、郷見庵の位置である。

震災を後世に伝えるべく、
記念の碑が建てられている。

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水没した住居の一部は
ある程度補修した上で
震災遺構として保存されている。

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土砂が崩れた跡も、
見ることができる。

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この集落に住んでいた方々の住居は
震災後の造成地に再建されている。

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この地域の昔ながらの造りに倣っているが、
新しい住居である。
(それでも築後10年くらいは経つであろうが)


現代日本では、
災害であろうと事故であろうと
大抵のことはリアルタイムで報道されて
全国津々浦々で様子を見ることができる。

ネット上にも、
あるいは画像として、
あるいは動画として、
保存されている。

それでも、
実際に現地を訪れて
見て、人々のお話を聴いて、
その地の空気を吸ってみなければ
わからない事もある。


もちろん、
一度やそこら
ちょこっと行って、
ちょこっと見て話しただけで
すべてを理解することなど出来やしない。

でもでも、
行かないよりは
行ったほうが
何か、わかるはずである。


だから、
行くのだ。

これからも。

機会を捉えて。


そして、せっかく行ったからには、
地元の物産を
何かしら買っていくのだ。
(「震災土砂ダムの跡」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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