ピット内配管の撤去材。
表面が黒いのは、「ジュート巻き」仕上げのため。
「防水麻布」に「タール塗り」のような感じのものである。
かつては、これが標準仕様であった。
今は、手間がかからず性能の高いいろんな材料が出ているから
新設で使われることは無いであろう。
ルーフドレン配管の盛替えがあるから、
保温材を剥がして、配管も撤去……
しようとしたら、
別作業をしていた建設機械をぶつけて
継手部分で折れてしまった。
折しも、外は雨。
ルーフドレン配管から遠慮会釈無く溢れ出る雨水。
たちまち床は水浸し。
建設機械を入れるくらいだから、
床も含めて内装は全部やり替え。
そんな現場だから、「あ〜あ、折っちゃった」で済むのだが。
既設の配管に、改修に伴い新設する配管をつなぐ。
管材も、継手も、
新旧入り乱れる。
そんな様子も、
改修工事途中の見どころだったりする。
(「配管を撤去する・つなげる」おわり)
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