「山本五十六記念館」なるものを発見。
連合艦隊司令長官、元帥海軍大将なる人物である。
ブーゲンビル島にて搭乗機が撃墜され戦死を遂げた。
その搭乗機の左翼の現物が展示されているという。
少し時間を取れそうだったので、
寄ってみた。
平成30年は、『長岡開府400年』ということで、
のぼりが市内各所に立てられていた。
かつて、小泉首相が言及していた「米百俵」の逸話をご記憶の方もおられよう。
ブーゲンビル島の属する、
パプアニューギニア国の写真展示もあった。
その他の展示物は、撮影禁止とのことで、
WEBならびに現地にてご確認いただきたい。
この手の施設に行って、
展示物、説明文を読み始めてしまうと
時間がいくらあっても足りない。
大して広くもない展示室であるから、
来館者が入っては出て行き、
どんどん入れ替わっていくのであるが。
まあ、
楽しみ方は人それぞれということで
ご勘弁頂きたいものだ。
そういうわけであるからして、
他の方々と同行する際には
「駆け足でちょろっと眺めただけ」感が
してしまうのである。
個人で行って、
尚且つ時間的制約がなかった時にのみ、
「じっくり観た」気になれるのである。
面倒くさい性質である。
この施設。
基本的に、山本五十六がどんなにスゴい人物であったか、
ヨイショする展示なのである。
でも決して先の大戦を賛美しているわけでもなく、
当時の政府や軍部の失態について書き連ねたいろいろな文献も置いてあり
「事実」をじっくり考えるには良い所であると思う。
まあ、
あの時代にあの地位に上り詰めた人物である。
スゴい人には違いないのだ。
多少の「ヨイショ」は許されて然るべきであると
ワタクシは思うのであった。
展示冒頭の「中学生時代に書いた手紙」を見るだけでも
十分に窺い知ることができるのだ。
(「ブーゲンビルに散った」おわり)