2018年01月02日

弥彦山は、スカイツリーと同じ高さなのだ

新潟平野の日本海沿いに
なぜか突如連なる山々がある。

角田・弥彦山地である。

多宝山〜弥彦山〜妻戸山〜雨乞山〜国上山と続く、
弥彦山塊とも記される。

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ロープウェイの山頂駅から少し上った所に展望台があるが、
展望台から先に、更に高い部分が見える。

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新潟平野各所に向けたアンテナが
林立している。
あの辺りに、弥彦山の山頂がある。

そこに向かうためには、
一度少し下ってから、
更に登っていく必要がある。

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アンテナ群の根本には、
いろいろな放送局の施設が
所狭しと並んでいる。

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油タンクも埋設されているようであるが、
この油は、どこから持ってくるのであろうか。

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他にも、いろいろな資機材が必要となろう。

強力を大量に雇って、麓から運ぶのか?

そのような疑問を持って歩いていくと、
なんと、すぐに解決したのである。

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荷物運搬用のレールが敷設されていたのだ。

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林の中、斜面を昇降できるようになっているようだ。

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バッテリーカー的な、モノレールのようだ。


山頂に向かう斜面、
地面から覗く、何やら黒くて細いパイプ。

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ポリ管じゃね?


更に上っていくと、
そこにはトイレがあった。

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そこに供給しているようである。


トイレの更に上には、
配電塔。

yhkymsncunitrmc11.JPG


水も電気も、
しっかり来ている。


山頂には、立派な標識。

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地質図が複雑で、
よくわからないけれども、
酸化した玄武岩質の岩肌のように見える。

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いや、地質のことは
ほとんどわからないのだが。

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山頂には、奥の宮としての御神廟がある。

周囲の石垣には、
耐震措置が施してあるようだ。

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もうちょっと、
やり方があったんじゃないかと言う気も
しないでもないが。


弥彦山頂の標高は、
634mである。

ムサシ、である。

東京スカイツリーと、
同じ高さなのである

だから何だ、というわけでもなかろうが、
面白いじゃないか。
(「弥彦山は、スカイツリーと同じ高さなのだ」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(2) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
けろさん、いつのまにか、新しい年になってますね(ってあたりまえか)

ツレの関係で、毎年、弥彦神社に初詣に行くのです。
が、あまり暖かい時期には行かなかった。
こんなおもしろそうなら、行かなくちゃ。(笑)

今年も色々な話題、楽しみにしてます。
もちろん、設備の話、一番しっかりと読んでますよ。(ホント?!)
Posted by punpun at 2018年01月25日 19:13
毎年行かれていたのですね。
ワタクシは初めて行きまして、
いろいろと面白くて
いくつかエントリーを書かせていただきました。
今年も、よろしくお願いいたします。
Posted by けろ at 2018年01月26日 09:39
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