その脇には、
温泉卵を作るための専用の『湯』がある。
その名も、
おんたまの湯。
ネットに生卵を入れて、
待つこと十数分。
出来上がりに要する時間は、
その日の湯温によって違うのだそうだ。
川を渡った向こう側にある土産物店で卵を買うと、
ネットがついてきて、
出来上がった温泉卵を入れる器やスプーン、食塩を使わせてもらえる。
いい感じに、出来上がるのだ。
途中の橋は、舗装中であった。
橋の表面の
断面構造がわかろうというものだ。
舗装の厚みも
それなりにあるのだ。
キャラクターの描かれたマンホール蓋。
どこかで見たキャラだと思ったら、
雨水貯留管の中だったっけ。
(「温泉卵をつくる」おわり)