「北防波堤ドーム」がある。
港沿いの道の端に伸びているのだ。
大卒3年目の技師に設計させて、造る……。
上司や関係者ではなく、
本人名義で「設計者」として記録される。
現代ではなかなか、そういう機会が与えられることも無かろう。
山側を見れば、
稚内公園の開基百年記念塔が見える。
1980年に大改修をしているので「当時のまま」ということはないが
その景観が復原(復元、ではない)されている。
見た目キレイな部分は、
手を入れたところなのだろう。
ところどころ、
傷みが目に留まる部分も
無いではない。
土木遺産に選奨されている。
鉄筋が露出して、
錆びている部分も。
80年以上を経過して、
今にその勇姿を残す構造物。
自然もよし、
人工物もよし、
世界中あらゆるところ、
見どころで満ちている。
(「稚内港北防波堤ドーム」おわり)
それにしても、美しい。一瞬どこの宮殿かと思いました。建設時期を見てまたびっくり。
ただの普通の防波堤でも、良かったはずなのに、これになった。たくさんの物語があるんでしょうねぇ。
わっかない、遠いよー(涙)
人生、飽きはしません。きっと。
この形になったのは、
ひとえに冬の強風と荒れ狂う宗谷海峡と猛吹雪なんじゃないかと
勝手に思っております。
羽田→稚内、2時間かかりません。
東京から米原までひかり号で行くより早く行けます。
(自動車だと……稚内→音威子府で2時間超えますが)
上空からだと、氷河地形が面白くておすすめです。
『北海道海岸沿い岬めぐり10日間コース』は、魅力的ですけど時間と資金と体力が厳しいです。
またまた驚きました。「すぐ行けるじゃん」ていう、そんな発見も楽しいですな。
岬めぐり10日間コース?
しばしの間、想像の世界から帰って来られませんでした。(笑)
目的地に合わせてうまく空港を選ぶと、意外とすぐです。
(検索→実はこんなにあります!北海道の空港とじょうずな使い方♪)(コメント欄にはURL貼れないんです。すみません)
陸路だと、信じられないくらい時間を要しますけど。
(たまに札幌→稚内を4時間以内でぶっ飛ばす人物も居ます。決しておすすめできせん)
(氷雪の門にも行きました)
圧倒される存在感でした。
ピッタリだと思います。
7月初めでしたら、
利尻・礼文の一番良い時期ですね!