2017年11月24日

開基139年の塔

市街と宗谷海峡を展望する稚内公園内に、
開基百年記念塔」がある。

wkkniskikhknnknntu1.JPG

外界から遠目にも目立つ塔。

その存在感とともに、時代感を纏っている。

wkkniskikhknnknntu2.JPG



開基百年を記念して建造してから既に39年を経て
各所の劣化は否めない。


塔の足元。


wkkniskikhknnknntu3.JPG


表面材とは言え、
相当古びた感を出している。


wkkniskikhknnknntu4.JPG




足元にある展望台。


wkkniskikhknnknntu5.JPG


稚内市街や港を展望できる。


wkkniskikhknnknntu6.JPG



wkkniskikhknnknntu7.JPG




塔内部に入ることはできなかったが、
下からでもある程度の『一望感』を得ることができた。


塔上部の展望室からは、
条件さえ良ければ樺太も見えるらしい。




近年、市内では鹿の食害が多いそうである。


庭先に植えた野菜などを
食われるらしい。


道路にも、気をつけろと書いてある。


wkkniskikhknnknntu8.JPG


実際、いた。


wkkniskikhknnknntu9.JPG


脇を通っても、
ちっとも動じない。




開基139年、というのは
飽くまで和人の視点。


先住民族は、ずっと永い期間この地に居たし、
蝦夷鹿たちだって、ずっと住んでいる。


幼年地形と見える宗谷丘陵も
自身の歴史を語っているかのようだ。
(「開基139年の塔」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]