ベンチ裏には、
ブルペンがある。
屋外球場だと、
客席からも見える位置で調整している投手達を見かけるが、
このドームでは、ベンチの裏側にあって
ブルペンルームに入るか、
ベンチのモニターを見るかしなければ
控え投手の様子はわからない。
マウンドやホームベースも見るが、
やはり視線は上方に向くのである。
天吊のファンコイルと
スプリンクラ、
照明などが見えよう。
硬球が直撃したら
壊れてしまうものばかりだから、
防球ネットで覆ってある。
下方から近寄ってみる。
ずいぶんと吊り棒が長いが、
振れ止めは十分であろうか?
ダクトを這わせている壁面も、見る。
建物自体が複雑な形状&構造をしているから、
ただの真四角のラーメン構造建物とは異なる納めになる部分が
多々あろう。
人工芝の、裏側。
黒いのが、旧式のもの。
白いのは、より衝撃吸収性能を高めた新式のものだ、
と説明を受けた。
選手たちが腹ごしらえする食堂っぽいスペースもある。
自動水栓にしておかないと
出しっぱなしにされるのだろうか。
パントリーも整備されていて、
軽食の用意もできるようだ。
見学者用に、
試合で使わない時間帯には
このような説明書きが掲げられているようだ。
ソーセージはやっぱり
シャウエッセンか。
こんな部屋も。
誰も居なければ、
ただの部屋だ。
もうちょっと良い椅子を使っているのかと思っていた。
実用主義なのか。
選手ロッカールームに隣接して、
浴室がある。
脱衣室の天井。
ファンコイルと制気口とがくっついているなんて、
初めて見た。
それだけじゃない。
まあるいVHS? も初見だ。
浴槽は、
一般人向けよりも
少々深めである。
なぜ、
浴室の内装は真っ黒なんだろう。
日に焼けた二軍上がりの若手選手でも
白く見えるから?(無意味……)
バックヤードで見かけた、
ちょっと面白いと思った照明器具。
写真では、
たまたま角度的に重なってしまったけれども、
振れ止めが2方向に取り付けられている。
いろんな施設のバックヤードを見るのが
楽しい。
いろんな機会が欲しいものだ。
(「札幌ドームの裏側(2)」おわり)