施設の用途によって、
建設時期によって、
地方によって、
いろいろとコンセプトがあるようです。
1階の平面は、
こんな感じ。
結構、ドドンと空調機械室があるのに
気づきます。
各階の入居部署構成は、
こういう風になっているようです。
玄関ホールは、
かなり大胆なアトリウムになっています。
北海道庁の出先機関庁舎としては、
かなり思い切ったんじゃないでしょうか。
木製のレリーフも、
インパクトがあります。
この大空間を空調するため、
壁面にノズルが並べられています。
ターゲットは、
飽くまで「人間の居る空間」。
それより上は、知ったこっちゃないのです。
吹き出した空気の分は、
どこかから吸い込まなくちゃなりません。
探したら、こんなスペースの上と下横に
しっかり吸込口が仕込んであります。
吹き抜けじゃない「道民ホール」部分の天井面。
室形状の関係もあって、
どう並べるか、
悩ましいことろですね。
下部にある放熱器。
それっぽくない取り付けられ方です。
ばんっっ、と目立たせているのは、
ペレットストーブ。
木材資源の地産地消を
アピールしてあります。
これ見よがしに(?)
燃料ペレットの袋も置いてあります。
袋を置いているのが、
温水(or冷温水)放熱器用の
ペリカウンター、ということころに
洒落がきいています。
……そんな風に思うのは、
せつび関係者だけなんだと思います。
いや、関係者の中でも、
特殊な部類なんだろうなぁ。
役場庁舎には、
こういう楽しみ方もあります。
(「留萌振興局庁舎に行ってみた」おわり)