2017年11月16日

沙流川歴史館の、せつび

沙流川歴史館では、
いろいろな「せつび」を見ることができる。

配管類は、露出となっている部分が多いのだ。


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保温されていない配管、
保温されている配管、
そして、ダクト。


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コンクリート打ちっぱなしの内装に、
程よくマッチしている……と感じたいところだ。




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観覧者が通る動線ではあるが、
そんなに気にならないのでは?


いや、
気になる人には、
気になるのであろう。




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通路の上部にも、
遠慮なくスプリンクラ配管が
通過している。




ダム湖を望む開口部の下部には、
温水パネルヒーター。


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ガラス面の結露防止にも寄与することであろう。




上部は上部で、
空気を送っている。


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構造材っぽく、
露出ダクトを流してある。

そこから上部に分岐して、
ノズルを取り付けてあるのだ。




最上階開口部にも
パネルヒーター。


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だいぶ、控えめかも知れない。




外部に目を移すと、
立派なモノが4本。


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長いやつが、たぶん煙突。
温水ボイラー(正確には、ヒーター)用なのだと思う。


短い3本は、
どうやら換気塔のようだ。


なかなか、いい味ではないだろうか?




屋上部分に、
脱気筒(にしては大きい)に見えなくもないモノ。


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よく見たら、
照明器具であるようだ。




外回り。


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キュービクルと、浄化槽。
たぶん。


こちらは、観覧者動線から裏手に当たる。


園内通路は通っているので、
人が来ないわけではないが、
完全に裏手の扱いになっている。




裏口は、
機器類の搬出入ルートでもある。


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流しと、連結散水設備の送水口。


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脇には、室外機が並べてある。


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用途によって、
防雪フードをつけているものがある。


積雪の影響を避けるため、
壁付架台に据えてある。




ただの見学者として入った歴史館であるが、
これだけ設備が見られれば御の字かと。


機械室、PS、ピット内は見られなかったけれど、
なかなか(設備に関わる者としては)見応えのある施設であった。


ホントのメインは、
土器のほか、
地元の歴史、風俗、自然に関する展示物である。


それらも興味深く見たのではあるが、
写真となると設備モノしか撮っていないことに
後で気づくのだ。


まあ、それはそれで良いのだ。


これらのモノを見ていろいろ推測するが、
当たっているかもしれないし、
全然見当違いの邪推であることもあろう。


それは、それ。
そういうこともある、と
あらかじめお断りしておく。

記事を鵜呑みにしないでいただきたい。
ご自分で考え、感じていただければと思う。
(「沙流川歴史館の、せつび」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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