陶器の色が、
時代を表しますね。
冬期は、
水が凍ってしまうので
水抜きして閉鎖されてしまうことでしょう。
ライニング内に埋め込まれた給水管は
簡単に凍りますしね。
中央奥に立ち上がっている塩ビ管は、
通気管のようです。
外壁上部に、
通気金物がついているのがわかります。
この「VC-S」タイプは、
本来コンクリート躯体打ち込み用。
わざわざ躯体から浮かせて取り付けるくらいなら、
「VC」タイプを使っても良かったんじゃないでしょうか。
今どきなら、換気用フードを流用しますかね。
海沿いの公園キャンプ場であるため、
汚水は汲み取り。
裏手にまわると、
便槽のマンホール蓋が見えます。
浄化槽を設けるトイレもあるし、
汲み取りで済ませるところもあります。
でも、ただの「ぼっとん」トイレじゃなくて
普通にトラップが付いた便器を使用しているので、
トイレ内も臭くありません。
シャワー棟脇には、
灯油給湯器用に大きなタンクが据えてありました。
(「組積造の公衆トイレ」おわり)
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