「とこなめ」と読む。
「滑らか」という読みがあるから、
「なめ」もおかしくないのだろうが、
普段の生活では聞きなれない響きに感じる。
常滑といえば、常滑焼。
千年以上続く、日本六古窯(にほんろっこよう)の1つ
塀のかわりに、
瓶? 壺?
汚水用マンホールの蓋の中央には、
『常』の字を図案化した市章がついている。
市章の周囲は、
市の花「サザンカ」の図案であろうか。
小口径桝の蓋も、
同様のデザイン。
近くにある雨水桝の蓋には、
同じ市章があるものの
絵柄は無かった。
と思っていたら、
絵柄のついた蓋も見つかった。
市の木「クロマツ」のデザインだと思われる。
市民の方々が、
普段どのくらい気にしているのかわからないが、
ご当地マンホールの蓋デザインに注目すると
その地の基本情報がわかってくることもある。
カラー版も発見。
このような石畳ならぬタイル畳? の坂道に
合うんじゃないかという気がするのだ。
折しも、雨が降り出してきた。
(「常滑市のマンホール蓋」おわり)
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