どんどん、壊している。
重機に、
人力(といっても電動工具)に、
大活躍。
鉄筋コンクリートは、
鉄筋とコンクリートとに分別するのだ。
コンクリート片が、
なかなか取り切れない。
ちゃんと付着している証拠でもあるのだが。
鉄は鉄、
アルミはアルミ、
材質毎に分けていく。
リサイクル先の
受け入れ体制に合わせた分別を要する。
設備関係も、同様。
とりあえず撤去材をまとめてあるけれども、
ステンレスフード、
銅管、
鋼管、
などなど分別していく。
バラバラのままでは運びにくいから、
フレコンバッグにまとめたりする。
FFストーブの給排気筒を外してみたら、
躯体の孔の内面が見える。
躯体打設時にスリーブを入れたんじゃなくて、
後からコアを抜いたんだな。
縦筋も横筋もぶった切ってしまった上、
年月の経過によりすっかり錆びてしまった、と。
この部分に関しては、
引張応力に対する耐力が小さくなってしまっているのは
言うまでもない。
解体は解体で、
じっくり眺めると興味深いものなのだ。
(「解体と分別と」おわり)