かの地では、
「ジオパーク」としてコースが作られている。
『野外博物館』と称している。
散策路も整備されていて、
特に入場料などかからずに
無料で見て回ることができる。
(予約すれば、有料のガイドもついていただける)
案内板も、
なかなかのものである。
「幾春別層」の説明。
炭層が、露出している部分である。
黒い部分が、石炭層なのだ。
近寄ってみると、
なるほど石炭である。
木炭とは違って、
硬さと質量を感じる。
(写真では表現されていないが)
ぱっと見わかりにくい、
断層面の説明もある。
この断層面を越えることで、
ひとまたぎで「時間旅行ができる」との謳い文句だ。
かつての森林鉄道のトンネルが
散策路として利用されている。
手掘り感が出ている気がする。
足元には照明器具が設置してあって、
足元が不安な人のために点灯できるようになっている。
タダで見せるために、
ここまで整備してあるのは凄いことだ。
たくさんの人が訪れて、
当ブログでご紹介した多くの施設を楽しみ、
『石炭ザンギ』でも食べて
『太古の湯』に浸かっていってくれたらよいと思うのだ。
(「三笠の野外博物館(1)」おわり)
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