かなり、いろんな施設がある市なのだが、
この地には、鉄道記念館なる施設もある。
入ってすぐの、蒸気機関模型。
動輪が動くしくみが作られている。
各種鉄道関係の展示が、
古いものから順にいろいろあるのだ。
ディーゼルエンジンの断面模型も。
これは、実際に(電気で、だが)動く模型がある。
かつて、客車内の暖房用に置かれていた
ダルマストーブ。
客車には、煙突がついていたのだ。
2階には、巨大ジオラマもある。
なぜか写真を撮っていなかったが、
壮観なのである。
ただし、そこで実際に列車を動かすためには
入館料とは別に料金がかかる。
お子さま向けには、
これまた豪快なプラレールコーナー。
大人でも、結構飽きない……はずだ。
展示の中になぜか
廃線になった天北線の駅名板が並んでいた。
急行天北が、走っていたのだ。
遥か、昔のことである。
でも、なぜここに展示? 地元ではなくて?
図書コーナーには、
古い時刻表も並んでいた。
2005年と、1984年のものがあったので
見比べてみた。
北海道の路線図。
さて、
いかがであろうか。
鉄道『網』であったものが、
ただの『線』になっているのが
よく分かるのではないだろうか。
この施設が「記念館」と称しているところが、
鉄道の衰退を物語っているようでもある。
もはや、「博物」の対象では無いのだ、と。
まあ、そういう時代だ、ということだ。
ちなみに、クロフォード公園売店同様に、
ここのミュージアムショップにも
マニア垂涎(のはず)の品々が、
たくさん売られている。
おみやげに、いかが?
(「三笠の鉄道記念館(1)」おわり)
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