道路を挟んだ向かい側に、
むかわ町立穂別博物館がある。
三笠の博物館もご紹介したが、
ここもなかなか楽しめるスポットである。
この手のモノが好きなのでなければ、
つまらないかもしれないが。
入ってすぐに、
アンモナイト。
この地にも、
古い時代の地層が出ているのである。
二枚貝のイノセラムスが、
キャラ化されている。
総称『いのせらたん』で、
種類ごとに愛称が……。
ぬいぐるみも売っているのだ。
デスモスチルスや、クジラ類など、
新生代生物の化石も少なくない。
もちろん、中生代のものもある。
こんな感じの地質図も
大々的に掲示してある。
ああ、
肝心のメインである
ホベツアラキリュウ(愛称:ホッピー)の写真を
撮り忘れている……。
まあ、いいか。
ちゃんと観たし。
実は、
今後ここの目玉になっていくのが
ハドロサウルス科恐竜(通称「むかわ竜」)化石と思われる。
現在、絶賛発掘・クリーニング中である。
『ザ・パーフェクト』―日本初の恐竜全身骨格発掘記:ハドロサウルス発見から進化
という本も出ている。
訪れた際には、
実物大にしたものが
張ってあった。
一部骨片も展示されていたが、
「論文発表前のため」という理由で
撮影禁止とされていた。
やっぱ、面白いわ。博物館。
観覧料大人300円というのは
格安だと思う。
(地球体験館との共通割引もあるのだ)
(「穂別の博物館」おわり)
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