2017年10月01日

地球を体験する館

旧穂別町に、
地球を体験できるぞ、という施設がある。



現在の地名は、「むかわ町穂別」。

旧鵡川(むかわ)町と、旧穂別町の合併により、
2006年に発足した町である。

もう少し広域での合併も模索したようであるが、
最終的に2町の合併となった。


この体験館は、1989年横浜博覧会でパビリオンとして出展した
「MMCコーヒー地球体験館」が1992年に移設されたものだと
Wikipediaに書いてある。


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開館25年を経て、それなりに古びた感が出てきている。


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存在はずっと前から認知していたが、
訪れる機会が無かった。


しかし僥倖にも(藤井四段が使う前から、語彙としては知っていたが
使う機会など無かった語だ)、機会を得たのである。




正直な所を言えば、
大して期待はしていなかった。


高校あたりの学校祭で、
クラス展示するノリじゃないか、程度にしか
考えていなかった。


申し訳ない。




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『熱帯雨林』ゾーンである。


開館にあたって企業が参画しているだけあってか、
ジオラマの造りはそれなりに良かったと思うのだ。


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暗い画像で申し訳ない。
撮影は可であるが、
フラッシュは禁止とされているのだ。


そして、ワタクシの持ち歩くコンデジでは
これが限界。


さすがに新調が必要だろうか。




『太古の海』ゾーンの海には、
ちゃんと水が張ってある。


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絵とフィギアと、
頑張っている気がする。


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恐竜時代の展示であるから、
温湿度がそれなりになっているのだ。


ダクトも、
吹出口ボックスも、
ネックダクトも、
その内面までも、
しっかり黒色塗装されている。


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上部天窓(?)が明るいのは
ご愛嬌か。




『砂漠』ゾーンは、
暑い季節にもかかわらず暖房されている。


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砂は、本物っぽい。


これ見よがしにヒーターが設置されているように見えるが、
暗いから業界人しか気づくまいて。




『マグマの海』ゾーンにあるのは、
もちろん本物ではない。


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途中で、タイムマシンにも乗るのだ。
ちゃんと、動いている(ように、揺れる)。


再び氷河期がやってきて、
スノーボールアースになったことを想定した
『氷河期』ゾーンがある。


ニューヨークの摩天楼から、
氷結した市街を見下ろすコンセプト。


低温用エアコンで
思いっきり冷やしてあって、
砂漠その他を通ってきた観覧者には
ものすごく寒く感じる。


カメラのレンズが曇るから、
ここでの撮影は無し。




『大気圏』ゾーンには、
地球の模型がある。


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更に進んでいくと、
『海洋底』ゾーン。


「ちきゅう」が海洋底を掘削している模型。
暗いので、うまく写らない。




太陽系各惑星が浮かんでいる『宇宙』ゾーンまである。
もちろん、真っ暗なので写らない。



ある程度の人数ごとに、
ガイドがついて解説を語る。


開館当時から、少しづつ内容は変えているものと思われるが、
少々記述が古いのでは? と感じる事項もあった。




いわゆる「ハコモノ」は、
あまり良い捉え方をされない。


ここだって、

「なぜ、穂別で地球体験?」

そういう意見もあったろう。

そのあたり、少々興味はあるが
実際の所どうだったのか
見えて来ることはなさそうだ。




年間の入場者数と入館料収入、維持費、人件費、
そのあたりの事がまったくわからないから
軽々に判断することは避けるが、
展示としては面白かったと思う。


入館料は大人1,000円と、決して安くない。
その料金に見合っているかと言うと、少々疑問かも。

けれど、スマホで公式HPの割引券を表示して提示すれば
800円になるので、事実上の入館料は800円と言える。


それなら、まあまあ……かな。

人それぞれ、好き好きですね。
(「地球を体験する館」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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