2017年09月23日

支笏湖とオコタンペ湖と

支笏洞爺国立公園には
支笏湖・洞爺湖という2つの大きなカルデラ湖が
存在する。



そのうちの、
支笏湖。


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読みは「しこつこ」である。


「笏」なんて字、
普段使わないだろう。




大規模な(国内としては)カルデラ湖である。


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外輪山が、
周囲をぐるりと取り囲んでいる。


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外輪山の所々で、
更に火山体が形成され、
それぞれで大規模な噴火も起こしている。


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手前が、風不死岳(ふっぷしだけ)で、
奥に霞んでいるのが樽前山(たるまえさん)である。


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樽前山は、
それ自体もカルデラを有している。
二重カルデラとなっている。


カルデラ内には、
溶岩ドームが形成されているし、
今なお火山ガスを噴出している。


7合目まで自動車で行き、
1時間かからないで山頂に行ける、
天候・気候さえ良い時を選べば
かなり容易に登れる千m級の火山である。


晴れていれば、
前に支笏湖、
反対側に太平洋、という
壮大な眺めを楽しむことができる。


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外輪山を、
ぐるっと一周することもできる。
(一部、カルデラに降りる)


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(一部加工)




風不死岳の対岸には、
恵庭岳(えにわだけ)も屹立している。


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支笏湖の北西側には、
オコタンペ湖という小さな湖もある。


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恵庭岳からの噴出物で堰き止められて出来た湖だという。




近くに寄ることができず、
展望台から望み見るしかないが、
秘湖と称されるに足るだけの趣がある。


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いわゆる「観光地」も良いのであるが、
そんなに多くの人が訪れない場所でも
魅力の詰まった場所がたくさんある。


職業「旅人」なんていう生き方をするだけの
経済的・時間的余裕は無いにしても、
何十年生きられるかわからない、
限られた人生の時間の中で、
できるだけいろいろな場所を堪能したいものだと思うのだ。
(「支笏湖とオコタンペ湖と」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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