2017年09月19日

月形樺戸博物館

月形町に、『月形樺戸博物館』というものがある。



明治期に設置された
「樺戸集治監」の歴史的資料を展示している。


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当時の面影を
しっかりと残している。


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裏には、新しい建物もある。


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入り口的な部分に「本館」と書いてあるが、
見学者はここからは入れない。


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冒頭の入口から入館し、
地下通路を経て行くようになっている。




時々、
こんな2本の管が
地面から生えているのを見ることがないだろうか。


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地下用の排気・給気を
出し入れしている部分である。


マンションの地下受水槽ピットの換気でも
おなじみなのではないだろうか。




『月形町』という町名は、
開拓の祖である『月形潔』の名に
ちなんだものであると言う。


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「北村」という、農場を開設した人の姓に由来する村もあったが
(本来なら「北村村」であろうが、クドいから村は1個)
岩見沢市に編入合併されたため、
今は無い。


地名と姓とは、
つながりが深いものである。




それはさておき、
この博物館には、
囚人を使って開拓を進めた
かつての政策の様子が
つぶさに展示されている。


撮影禁止のため、
内部の写真は無い。


過酷な労働と、
厳しい気候のために、
命を落とした者も少なくないようである。


「懲役」と思っていたら、
結果として「強制労働を伴う死刑」だった、という
悲しい歴史でもある。


何度も脱獄した(そして何度も捕まった)ツワモノも
いたようであるが。


いろいろなものを包含した
歴史もまた面白いものである。
(「月形樺戸博物館」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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