いよいよ(何が、だ?)、水回りである。
せつびに携わる者としては、
ワクワクせざるを得ない。
「おまえだけだろ?」
ご批判は、甘受する。
バスは、無い。
シャワールームだけがある。
ヘッドは、固定式。
吐出パターンの変更は可能である。
が、マッサージシャワーにすると
矢鱈と五月蝿い。
操作部は、これ。
反時計廻りにひねると、
水が出る。
もっとひねると、
湯温が上がってくる。
水量調節機能は、無い。
つまり、最初に必ず水だけが出てくる。
どうなの? これ。
かの地では、そんなことキニシナイのであろうか。
シーリングの状態を見ても、
たぶんキニシナイんだろう、と思われる。
排気口は、
なぜかシャワーブースとは別の部分の
壁面についていた。
しかも、排気量はごくごく微量か、
もしくは停止しているような感じ。
そのせいで、天井が湿気でふやけてしまっている。
これも、どうなの?
洗面スペース。
カウンターはめ込み式のボウルで、
シングルレバー混合水栓がついている。
ポップアップもついている。
デザインは違うけれど、
機能的には日本のものと変わらない感じ。
当然、下部も見る。
形状や機能はほぼ同じなんだけど、
何となく雰囲気が違う、
違和感を感じる、
そんな器具・金具類。
JIS規格じゃないから、
当然なのだが。
15A・20A兼用コンセントの形状も
同じなんだろうか。
いやはや、
客室1室で
十分に楽しめるではないか。
時間と経済が許すなら、
いろんな国々を訪れて
観察してみたいものである。
あるのだが。
果たして、許してもらえるのかどうか。
(「客室の水回り」おわり)
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