2017年09月06日

津なぎさまちターミナルに見る『せつび』

津なぎさまちターミナルから
高速船に乗ろうとしたのだけれども、
待ち時間が長すぎて。



切羽詰った仕事が控えているなら、
ノートパソコンを広げて図面でも描き始めるんでしょうけど、
それほどでもないのなら
『施設探訪』をするに限ります。




tngsmctrmnl1.JPG


室外機が、
ひっそりと置いてあります。


「旅客船ターミナル」って文字が
壁面に貼ってありますが、
ここ、すごく目立たいところです。

裏口みたいな部分。


じゃなきゃ、
こんな所に室外機や喫煙スペースを
設けることはありませんよね。


雪が降る場所じゃないから、
室外機の架台を高くする必要はないわけで。




あいにくの天候でしたので
南国風の植生が
あまり映えませんでした。


tngsmctrmnl2.JPG




さっきの裏口っぽい部分には、
いろんなモノが設置されています。


tngsmctrmnl3.JPG


左側の施設には
飲食テナントが入っているので、
個別の水道メーターやら
止水栓やら
グリーストラップやら

そんなモノが並ぶんでしょう。




雨の多い地域だからか、
出入り口前には
二重に排水側溝が。


tngsmctrmnl4.JPG



最近の建物は、
バリアフリー化もあって
GLとFLがほぼフラット。


雨水流入防止には
気を配る必要があります。


通用口脇に
清掃用の水栓を設けるのは
鉄板ですね。


寒冷地なら水抜き栓も必須ですが、
ここでは不要ですね。




tngsmctrmnl5.JPG


あまりお客の目につかない部分だからか、
物置やら何やら、
置かれまくっています。


本来これらは「建築物」に相当するような……。




外部階段が
庇がわりになっています。




tngsmctrmnl6.JPG


雨樋が、
すごくしっかりしているように見えるのは
普段見慣れないせいでしょうか。


積雪地だと、
雨樋はすぐ壊れちゃいますから、
軒先にヒーターを入れるとか
雨樋自体最低限しかつけなかったりするので。




気候、植生、太陽高度、星座の位置などでも
土地の違いを感じることができますが、

その地に設けられている設備や建築の様相を見ても
実感が深まるもの。


普段の居住地以外を訪れる時、
そんなところにも目を向けてみると
より楽しめるんじゃないかと思います。


たとい、暇を持て余す待ち時間であったとしても。
(「津なぎさまちターミナルに見る『せつび』」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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