2017年08月26日

大正時代からある発電所と褶曲地形

国道沿いにあった、
古くからある水力発電所。



由来は古いけれども、
改修を重ねて、使い続けている。


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滝がある場所で、
そのまんまの名称。


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古い水車が、
無造作に置かれている。


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脇にある関連施設は、
ずいぶん新しそうに見える。


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はるか下に見える、吐出口も
造り直したかのようだ。


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この部分の河川は、
独特の様相を見せているのだ。


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直立した地層が河床になっている
面白い景観となっている。




古来からアイヌ民族の人々によってカムイコタンと呼ばれていた地が
和人により千鳥が滝と命名されている。
(カムイコタンの地名は、旭川市のそれが有名であるが、
 各地にあるのである)


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周辺の地層すべてが直立しているわけではなく、
水平になっている部分もある。


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日高山脈には、
激しい圧縮力が働き続けており、
地層が褶曲しまくっているからこその
地形である。


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一応、それなりの散策路も造られているが、
人気(ひとけ)の無さが哀愁を誘うぐらいである。




訪れる観光客が引きも切らず、
駐車場に入るのにも
観光地に入るのにも
トイレに行くにも
長蛇の列に耐える必要があり、
景観よりも人間のほうが目につき、
土産物店が所狭しと立ち並ぶ、
そういう所謂『観光地』も、
それはそれで趣があるし、
楽しむことができる。


一方で、
観光ガイドにもロクに載っておらず、
GWや夏休みといった「最盛期」であっても
大して人も訪れない、
そんな所でも、
興味深い所はたくさんある。


そういう所を「再発見」しつつ楽しむ旅もまた
面白いものなのだ。


なのだったら、なのだ。

異論は、認めざるをえないのだが。
(「大正時代からある発電所」おわり)
posted by けろ at 16:00| Comment(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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