2017年08月11日

外気ツーツーの通路

雪の積もらない地域に出向くと、
通路には壁がないことに気づく。



いや、それが普通なのかも知れないのだが。




雨はしのげなくちゃ困るから、
屋根はある。




踏み外して落ちても困るから、
腰壁はある。
手すりもある。




でも、壁や窓は要らない。



そういうことなんだろう。




yknnichunkukuturh1.JPG




でも、横殴りの風に雨が伴うと、
びしょびしょになるよね。

雨、入ってきちゃうよね。




yknnichunkukuturh2.JPG




だから、通路の両側には小さな側溝があって、
雨水を排出できるようになっている。




不思議なのは、
雨風が入ってこない、
壁や窓のある通路であっても、
同様の側溝が作られていることである。



水洗いする時などには便利だから、
それも有りなのかも知れない。




たまに聞くのは、

「ここは道路法上の道路に該当するから
 道路に必要な排水設備を設けなくてはならない」

そんな理由。




建築物のようであって、
建築物ではない、
法律上「道路」である通路もある。




見た目も機能も全く同じようであって、
「道路」ではない通路もある。




不思議なものだ。



鉄道といっても
「鉄道事業法」による鉄道と、
「軌道法」による鉄道とが
混在しているのと同様なんだろう。
(「外気ツーツーの通路」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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