2017年08月04日

ファンヒーターの中身

ファンヒーターが展示されていました。



いつも、
出来上がった製品、
取り付けられた状態、
せいぜい、取り付け前の搬入状態くらいしか
目にすることがないから、

分解してある展示は
ちょっと新鮮。




「カラ」の部分。


ffdnbuknnkm1.JPG




そして、「中身」


ffdnbuknnkm21.JPG




時代とともに、
電装品の割合が増えているんでしょうね。


調子が悪くなっても、
メカ的にちょこちょこっといじって直せるような代物では
なくなってきているんでしょうね。



「エンジニア」という立場の方たちが、
パーツを丸々取り替えるだけの
「チェンジニア」になってしまっている、
そういうボヤキのようなものを
耳にしたことがあります。




設備設計も、
そうですね。




システムをゼロから組み上げるような設計じゃなくて、
お決まりの製品を組み合わせるだけのような状態に
近くなってきているように思います。



でも、別にそれは
悪いことばかりだとは思いません。


どんどん高度化・複雑化する科学技術に対して、
携わる人間が常に全領域を把握しておくなんて
無理があります。


『建築士』っていう資格を考えただけでも
わかりますよね。


あらゆる専門領域において、
そうなりつつあるであろう現代。


時代の流れ、なんでしょう。
(「ファンヒーターの中身」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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