2017年08月01日

更地になると、見えてくるもの

各種建物が密集した地域に
更地が出現する。



かつてその地に建っていた建物に隣接していた
いくつもの外壁が姿を現す。

びたびたに隣接していた時には気づかなかった、
外壁に取り付く、様々な機器、配管、ダクト、ケーブルなどが
顕になるのだ。


bldnurgwgomsri.JPG


表の顔、ファザードは
意匠設計者にとって、
また普通の建物利用者にとっては重要なものだ。


しかるにその裏側、
隠れている部分は、
設備に関わる者にとって
まことに興味深いものなのである。


新しく建つ何かも、
やはり敷地いっぱい、ビタビタに建てるようである。


建ってしまえば、
また見られなくなる外壁の有象無象。


そういう刹那の情景を
記憶と画像にとどめておくのも
また一興。
(「更地になると、見えてくるもの」おわり)
posted by けろ at 12:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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