通過、なのだけれども、
マンホールの蓋だけは撮ってやろうと
ちょっとだけ停まった。
こういう事をしていると、
進みが遅くなるのだが。
目的は別にあるというのに、まったく。
年がら年中、風ばかり吹いているため、
風力発電設備が林立している場所だ。
ゆえに、マンホール蓋にまで描かれている。
海水浴場の施設なんだそうだ。
年間に、
一体何日間遊泳できるのだろう。
オホーツク海岸にも海水浴場が整備されているのだから、
苫前町にあってもおかしくはないのかな。
北国では、
たとい気温が高くなったとしても
海水は冷たい。
時々陸に上がって体温を上げないと
ヤバイ。
気温がそれほどでも無いときには、
焚き火で温める必要が出て来る。
それでも、海で泳ぎたかったりするんだろう。
首都圏の、
泳ぎに来たのか、芋を洗いに来たのか
人類の汗と垢と尿とに塗れに来たのかわからないような海水浴場は嫌だ、
という御仁には
お薦めの海水浴場が
北国にはたくさんある。
(「苫前町のマンホール蓋と海」おわり)
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