2017年07月28日

大きな水族館は

海遊館』を訪れた。



なかなか行く機会が無かったのだが、
近くで所用があったのをいいことに
ちょっと半日ばかり空けて訪れたのだ。




入ると、いきなり最上階へ上がる。
新宿駅のエスカレーターのような
長い長〜いやつで、最上階まで上がる。

いや、新宿のほうが長いかな。


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開館してだいぶ経つようで、
劣化の跡は否めない。




大きな大きなサンショウウオ。


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さすがにこのくらいの大きさになると、
ちょっと手にとって見たいとは感じられなくなる。




こやつも、大きい。


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巨大ダンゴムシ的な?


海底の掃除屋だとか、
水死体を食うとか、
何年も絶食していても死なないとか、
かねがね噂は耳にしている奴だ。




『世界最大級』と自賛するだけあって、
館内は広い。
水槽もデカい。
水生生物たちも、
大きな種まで展示できる。


主演はやはり、
こ奴であろう。


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中央の吹抜けの大水槽内を、
ジンベイザメが悠々と泳ぐ。

カメラと腕とが悪いのは
ご容赦願いたい。



2匹(?頭?体?こんな大きな魚類の助数詞がわからん)居るが、
サービス精神旺盛である。

上から下まで、
あっちからこっちまで、
表も裏も、
満遍なく見ることが出来るように
泳ぎ回ってくれている。


他にも大きな魚類が多数泳いでいるのだが
相対的に小さく見える。




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マンボウとイカは、
別の水槽で展示されている。


水槽の壁にぶつかって死ぬくらい
繊細な魚類なんだそうだ。

画像には写っていないが、
いきなりぶつからないように
内側にはネットが張られているのだ。




「日本海溝」の水槽には、
これまた大きなタカアシガニほか。


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このくらいの大きさになると、
美味いのか?
大味で不味いのか?


魚介類を見ると、
つい「味」「食感」に思いを馳せてしまうのは
悪い癖だろう。




どこぞで捕獲されたメガマウスが
標本にされていた。


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頭部が切り取られた三白眼が
何となく滑稽である。




裏面は、皮が剥がれていた。


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哀れ、ではある。




化石として出て来た中で
史上最大のサメ、
「ムカシオオホホジロザメ」の顎の骨。



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比較対象が写っていないが、
この口の中に
大人が立って入れるくらい。


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歯が何列も生えていて、
抜けても抜けても次が出てくる。

獲物を食うたびに、
歯がボロボロ欠けるんだろう。

委細構わず、
食い続けるのであろう。


恐ろしや。



デカいものが多いのであるが、
もちろん小さな種の展示もある。


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この手の施設、
1日居ても飽きぬであろう。

数日通っても大丈夫かもしれない。



いかんせん、
そこまで暇はない。


無理やりその暇を捻出するほど
大大大好きというわけでもない。


それでも、
夕方から閉館まで粘った。



ちいさい水族館は小さいなりに、
大きな所は大きいなりに、
楽しめる。


ありがたいひと時であった。
(「大きな水族館は」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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