2017年07月18日

細長い土地をどうするのか

場所は同じだが、
題材は別ということで
連日の羽幌線跡をご容赦いただきたい。



この、長大な廃線跡。

細長〜い土地は、
そのまんま塩漬けなんだろうか。


そう気になっていた。


実際、それっぽい。



でも、そうじゃない所もあった。




『ウインドパーク』として
利用されている場所があったのだ。



hsngiskcnfurkhtdn2.JPG



あんまり大きな風車ではないのだが、
細長い土地に沿って並べるには
都合が良かろう。


線路跡自体が、
海岸線と国道に並行しているから
風況もアクセスも良い。



hsngiskcnfurkhtdn3.JPG




FITありきの事業、という気もしなくもないので
手放しで絶賛するわけにもいかないが、
そんなに人の多くない地域の自律電源の一助として
使い手はあるんじゃないかとも思うのである。




hsngiskcnfurkhtdn1.JPG



人も居ないから、
低周波騒音も問題ではあるまい。

バードストライクの問題はあるので
その道の専門の方に言わせれば「トンデモナイ代物」なのかも知れないが。


おおよそ、
人間の経済活動に与する施設で
「トンデモ」なくない代物があるかどうか知らないが、
原発や大規模火発よりはマシな気もする。

羽根が落ちたり、塔が倒れたりすることもあるが、
それで付近の何十km2が立ち入り禁止区域になったり
数十万人が避難を余儀なくされるような事故には
絶対になりようがないから。

事故が起きて丸6年経っても
未だ満足な現地調査さえ出来ないという
どうしようもない事にはなり得ないから。



数百kmあるはずの、廃線跡。

こういう使いみちは、
どうだろう。
(「細長い土地をどうするのか」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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