「りょうようべんき」って耳にしても、
「医療機関向けの便器?」
「"療養"便器って、普通のと何が違うの?」
って言われてしまいそう。
昔は、住宅でもいろんな公共機関でも列車の中でも
至るところにあったんですけど。
男性小用は、そのまま立って。
男性大用と女性用は、
一段上がってしゃがんで使用。
そんな使い方。
田舎の住宅だと、
なぜか両用便器の全面に
床面ツラで小窓がついていたり。
もちろん、隅付ロータンク手洗い付。
寒いところだと、
冬に給水管が凍ってしまうので、
ヒーターが巻きつけてあったりします。
遠からず、
博物館・資料館の類や、
資料映像・画像でしか
見られなくなることでしょう。
TOTOのカタログからも、
とっくに消えていますし。
頼めば、
まだ買えるのかな?
別に、欲しいわけじゃないんだけどね。
(「両用便器ってものが、あったんだ」おわり)
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