調理コーナーが設けてあって、
IHヒーターとガスコンロを比較してあって、
ガスがどんなに有利であるか、
説明されていました。
こんな、サーモグラフィーもありましたよ。
ガスのほうが、
全体に熱がしっかり伝わる……?
商売だから、当たり前なんだろうけど、
電力会社系列の展示会に行けば、
「化石燃料を使用するよりもこんなに良い!」
と盛んにアピール。
ガス会社系列の展示会であれば、
冒頭の如くに。
使用環境や頻度など、
条件設定によっていかようにもなるような。
どっちがが、圧倒的に優れている、というほどの
差がない証拠なのかも知れません。
「電気代」ひとつ取ってみても、
原発の廃炉費用は考慮されていないとか、
風評被害も含めたリスクは勘案されていないとか、
福島の事故から6年以上経っているのに
未だに現地調査すら満足に出来ない、近寄れない、
そんな状況はどう考えるんだとか、
良くわからん事態ではあるし。
でも化石燃料による二酸化炭素排出にからんで
建築物省エネ法が出来たり、
ますます温暖化危惧の報道が溢れたり、
でもでも太陽活動が低下してきていて
黒点もものすごく減って、
これから地球が寒冷化するかも、なんて論文が出てきたり
(1970年代にもそういう報道があったらしい)。
個々の家庭というミクロな話と、
国全体とか全地球規模とかのマクロな話と、
自然科学の話と、
経済学の話と、
技術論と、
精神論と、
本音と、
建前と、
あまりにも論点が多すぎて収拾つかないなぁ。
結局、
「どっちが良さそうに感じる?」
っていう、イメージの問題になってしまうような。
(「電気とガス、熱源はどっちが良いの?」おわり)
・ガスのように火を使わないから安全
・直接鍋を発熱させるから熱効率が良い
・化石燃料を使わないからエコでクリーン
とか何とか言っちゃうし、
ガス器具は、
・やっぱ、火でしょ(見た目、燃えてる感!)
・停電時にも使える。地震のときとか、困ったでしょ?
・電気だって結局火力で起こしてるし、原発はああ言う事があったし
とか何とか言っちゃうし。
ある意味、選挙演説のような。