風の強い地域。
海沿いの植物の様子、
わかりますでしょうか。
いつも強風に晒されているため、
木の形がこんなふうになってしまっています。
だから、風を電気に変えることができる。
発電用の風車が、
林立しているのでした。
渡り鳥がぶつかって死ぬとか、
あまりにも強風だと壊れてしまうのでそういう時には止めるとか、
考慮しなくてはならない事情も
少なからずあるようですけど、
自然の力で電気を起こせるのは魅力なんじゃないでしょうか。
とても僻地であるため、
作った電気を大消費地に送る間のロスもバカにならないとか、
そもそも送るための太い配電線網が無いとか、
変動が大きいので結局出力調整バックアップのための火力発電所が
追加で必要になるとか、
課題も多いのですけど。
(「風が強いと電気を起こせるが」おわり)
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稚内では写真のように風車が林立していました。
これから必要なのは蓄電技術かと思います。
勿論ピーク時、無負荷時対応に必要ですが、
送電設備の代わりもできます。
礼文島にように風の強いところで発電しても、送電が困りますが、
蓄電ユニットにためて、船でそのユニットを必要なところに送るという事でいかがでしょうか?(勿論船の動力は再生エネルギーで)
また、原発再稼働後の対応として、建物内に大型蓄電設備があれば、夜間電力の有効利用ができます。
それだけでなく、ビル側では、特高受電の回避、発電機設置不要、無停電電源装置不要等のメリットがあります。
北海道各地も暑い中、宗谷地方は別世界だったのでは。
蓄電技術の件もありますし、
とりあえず電気分解して水素ガスで貯めておこう、という実験も
進められるようです。
水素は軽いけどボンベが思いとか、
燃料電池車の記事でご紹介したように、水素圧縮に電力をすごく使うとか
まあいろいろ面倒でもあるようです。
軽くて放吸熱が少なくて大量の電気を安全に出し入れできる、
そんな蓄電装置の開発が速やかに進むと良いのですが。