あちこちで耐震改修工事が進んでいます。
通りがかった高架橋でも
やってありましたよ。
橋桁の下に、
ワイヤー。
反対側も。
補強するんだから、
弱い部分の強度を上げるようにすればよい。
この場合、片端ピン接合の単純梁なんでしょうか。
モーメント図でいけば、
桁下端の曲げモーメントが
桁中央部で最大になるのに対抗すべく
ワイヤー4本でまかなっている、ということになりましょう。
この辺は、学科試験の賜物ですね。
並行して架けられている
道路橋の脇には、
高圧ケーブルを収めた電線管が。
変位吸収用の継手がついています。
よくわかりませんが、
たぶん、水平垂直変位だけじゃなくて
管軸方向の変位も吸収できるタイプのやつ
なんでしょうね、きっと。
でも用途不明の一番上の配管には、
ついていない。
用途が違うだけじゃなくて、
管理者の発想が違う、っていうことも
ありそうです。
(「弱い所を補強するんだ」おわり)
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