2017年06月12日

吹抜け部分のガラス窓で結露を防止したい

1・2階が吹き抜けになっている施設。



眺望を考慮して、
梁下にも梁上にもガラス面があります。


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1階ガラスの下には、
温水のコンベクター。
これで、寒冷期の結露防止を図っています。


2階のガラスだって結露してしまうので
梁上・ガラス下に、
温水のパネルヒーターを設けてあります。


温水管は、1階からそのまま壁沿いに立ち上げてあります。


どうしても隠したければ隠せば良いですし、
「このくらい気にならない」ということであれば、
このように露出でも構わないでしょう。


どういう意匠計画にするか、
考えた上での「露出選択」なら
ちっとも問題ありません。



特に考えなく、
PSとか全く考えてなかったから
仕方なく露出になっちゃった

……そういうことだけ無いように、
あらかじめ考えておくことが望ましいですね。


けれど、得てして
「仕方なく……」に
なりがちなのも確か。


工事の規模が小さいほど、
工事費のやりくりが付きませんし。


そのあたり、
設計者の想像力にかかっているのかも知れません。
(「吹抜け部分のガラス窓で結露を防止したい」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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