2017年06月04日

家を風雪から守るために

海沿いの道を走っていたら。



正面が、こんな事になっている家がありました。


bufustnsnetjutknkki.JPG


細工の差はあれ、
どの家も板で目隠しされているよう。


そんなに恥ずかしがり屋の人達が
住んでいるんでしょうか?



で、そんな事はないわけで。


この地域では、
冬になると海側から激しい風雪が吹き付けます。

それから守るように、
このような「雪囲い」が
設けられていのだそうです。


この囲いの出入り口には、
やっぱり風雪が吹き付けるので、
除雪は必須ではありますが、
家本体が守られる効果は
大きいんでしょう、きっと。


人類は「せつび」によって自然環境に抗い、
住環境を改善させてきているわけなのですが、
このような建築的対処だってとっても大事。


土地土地の気候風土に合わせた細工が
「建築」「設備」それぞれに
必要になるんだ、ってことです。
(「家を風雪から守るために」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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